左ヒラメに右カレイとは?知っておきたいヒラメの生態基礎

左ヒラメに右カレイとは?知っておきたいヒラメの生態 ヒラメ釣り
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大人になるまで、私は尻尾からみて左に目があればヒラメと思っていました。

皆さん初めまして、もんもたろうと申します。

今回からいよいよヒラメを釣り上げるための記事を書いていきたいと思います。

ヒラメの釣果アップ目指して一緒に頑張りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

⇒もんもたろうの詳しいプロフィールはこちら

 

 

 

さて、初回となる今回の記事では、釣りを始める前の基礎知識としてカレイとヒラメの大きな違いや、ヒラメの生態について確認しておきたいと思います。

この記事を読んでいただければ、「お父さん、ヒラメってどんな魚なの?」と子供に聞かれても親の威厳を保つことができるようになります(笑)

 

ヒラメの生態に関する基礎知識

ヒラメとカレイの見た目は大変良く似ているのはご存知の通りです。

例えば、英和辞典でヒラメとカレイを調べてみると、いずれもflatfishやflounderと一括りにまとめられており、あまり一般人には区別されていない様子も伺えます。

しかしながら、その生態は大きく異なっており、ヒラメを釣るためにはここをしっかり理解しておくことが大切です。

 

 

ヒラメとカレイの見た目の違い

まずはヒラメの見た目について確認していきましょう。

一番分かり易いヒラメとカレイの見た目の違いは、ずばり目の位置にあります。

顔を正面から見たときに、「目が左にあればヒラメ」「目が右にあればカレイ」となります。

私は大人になるまでヒラメに触れる機会もなく、しっぽの方からみたときの目の向きだと思っていました・・・。こんな勘違いをしている人は多分いないと思いますが、念のためご注意を(笑)

なお、この識別方法は日本でのみ通用するということも付け加えておきます。海外では目が右にあるヒラメも多く生息しており、左ヒラメに右カレイという格言は日本国内だけということも頭の片隅に入れておいて下さい。

 

ヒラメの目の向き

正面から見て目が左にあればヒラメ。右ならカレイ。ちなみに海外では右に目があるヒラメもいる。

 

 

また、ヒラメはカレイとは異なり大変鋭い歯を持っており、いかにも獰猛といった顔つきをしています。

金属のルアーにも歯型が付くほど歯が鋭く、手を噛まれたら即出血ものですので、口からルアーを外す際は注意が必要です。持ち上げる際はフィッシュグリップなどの専用の道具を用いた方がよいです。

 

 

ヒラメの生息分布

ヒラメの生息域はアジアに広く分布しており、サハリンから日本そして東シナ海までに及びます。

よって、生息数の違いはあるにせよ、日本中どこでも生息している魚となります。

ちなみに、北海道と本州では生息している魚群が異なっており、さらに北海道のなかでも日本海側では北側と南側で魚群が異なっているそうです。なお、北海道では日本海、そして津軽海峡を中心として襟裳岬までの太平洋側に多く生息しています。

 

 

ヒラメの成長と食性

カレイは主にゴカイといった虫類や甲殻類を主食としています。釣りエサとしてアオイソメなどを用いるのもこのためです。

一方、ヒラメは稚魚のうちは動物性プランクトンを食べますが、体長が10cmを超えてくるとフィッシュイーターとして魚類を主食とするようになります。

実際、自分も13cmのヒラメをルアーで釣ったことがあります。自分の体に対して半分程の大きさのルアーに嚙みつくほど食欲は旺盛のようです。

その後、1年後には30cm、2年後には40cmと1年ごとに10cm程の成長を続け、最大では1mにも達する個体もいます。

 

13cmのヒラメ(ソゲ)

もんもたろうが釣った13cmのソゲ(40cm以下のヒラメのこと)

 

 

ヒラメの代表的な食べ物としてはカタクチイワシやイカナゴをはじめとして、サバやアジ、さらにはカレイ類まであります。同じ平物の仲間であるカレイまで食するとは驚きます。

ルアーでヒラメが釣るというのは、このヒラメの魚食性(魚を食べる習性のこと)を利用するということです。

 

時々、90cm~1mのヒラメが釣れた記事を見かけますが、そんなのが釣れたら一生分のエンガワを食べられそうですね。1mともなると5枚おろしも簡単にはいかなさそうです。1mのヒラメは美味しいのかな?60cmくらいが一番おいしそうな気がします(根拠ありませんが)。

いずれにせよ、岸からでも座布団のようなビックなヒラメを狙えることは魅力的ですよね!

 

ヒラメの行動パターン

次は年間を通した場合と1日単位でみたときのヒラメの行動を確認しましょう。

いくら岸からルアーを投げ飛ばしてもヒラメが沖に居ては絶対に釣ることができません。

よって、ヒラメが岸寄りする時期が重要であり、すなわちそれが狙えるシーズンとなります。

 

年間を通したヒラメの動き

ヒラメは産卵期になると栄養をつけるためにエサを追い求めて接岸します。

ヒラメの成長に適した温度は15~25℃と言われており、沿岸がこの水温域となれば接岸が進みヒラメ釣りのシーズン開幕となります。

海中の季節は陸地の2ヶ月遅れといわれていますので、これを参考にすれば皆さんの地域におけるシーズンが予想できると思います。

 

地域別のシーズンをザックリ調べてみましたので参考にして下さい。

○北海道:5月下旬~7月(日本海側から釣れ始める)

○東北地方:6月~7月、11月~12月

○北陸地方:6月、11月~12月

○中国・近畿地方:3月~7月、9月~12月(近畿地方の太平洋側:12月~3月)

○関東地方:6月~11月(利根川より北側)、3月~7月、10月~1月(利根川より南側)

○四国地方:12月~5月

○九州地方:4~6月、10月~12月(北西部海域)、11月~5月(太平洋側)、12月~4月(西側)

 

先ほど、適水温の話をしましたが、シーズン初期では水温が低いため体力のある大型のヒラメが先行して岸寄りを始めます。私のホームとする北海道では例年5月中旬から50cm以上の比較的大きめのヒラメが釣れだし、6月に入り海水温が上がり始めると40cmクラスが多くなってくる印象があります。

シーズン開幕よりも一足先に釣りにいってみるのもいいかもしれませんよ!

 

 

ヒラメの一日の動き

次はシーズン中のヒラメの日常についてみていきましょう。

 

岸寄りするヒラメの主な目的は食料である魚類を食べるためです。よって、ベイトが岸寄りするタイミングである早朝と夕方にヒラメも岸寄りします(ベイト:エサとなる小魚のこと)。

これが最もヒラメが釣れる時間帯であるゴールデンタイムや時合(じあい)と言われ、早朝のことを朝マズメ、夕方のことを夕マズメと言います。

一般的に知られているヒラメの一日の動きは下記のとおりです。

朝マズメ(日の出前後)に岸寄り → 日が昇り明るくなると沖へ戻る → 夕マズメ(日の入り前後)に再び岸寄り → 日が沈むと沖へ戻る

私の経験からもマズメが最も釣れる時間帯なのは間違いないです。マズメ時であればヒラメもエサを求めており活性が高くなっているので、ルアーを適当に投げていてもヒラメがいれば簡単に釣れてしまうこともよくあります。

 

よって、まずはヒラメを釣ろうと考えている方は多少寝不足になろうともマズメを狙って出撃するべきです。間違いなくマズメが一番釣れます!

 

マズメ

マズメは一日の中で一番釣れる時間帯

 

ちなみに、マズメが一番なのは間違いありませんが、一方では日中でもヒラメは釣ることができます。日が昇ってもそのまま居付き、休憩しているヒラメがいるのです。

マズメ時は大変釣り人で混雑し、有名なポイントでは釣り場に入れないことも沢山経験しました。日が昇るとヒラメの生体反応が著しく感じられなくなるため、皆続々と帰っていきます。そうなるとサーフ(砂浜)には誰もいなくため、釣りを行うことができます。誰もいないサーフでストレス無くルアーを投げてヒラメをキャッチするのは最高に気分が良いものです。

しかし、マズメと違い日中のヒラメ釣りの難易度は数倍高くなります。日が昇ると皆退散するのは、日中の釣りが難しいことの裏返しなのですが、状況を考えて行動すれば必ず釣ることができます。

 

私はデイゲーム(日中)こそがヒラメ釣りの本質が濃縮された最終ゴールだと思っております。ここは私も勉強中ですが、ある程度デイゲーム(日中)も自分でコントロールできるようになれば、益々ヒラメ釣りが楽しくなりますので、詳細はまた別の記事を書く時にご紹介したいと思います!

 

ヒラメは夜行性?

ひと昔前まではヒラメは夜行性なので夜しか釣れないような話もあったようです。ヒラメは完全に夜行性と言えないまでも夜に活発に活動するのは間違いないようです。

しかしながら、夜間に活発に行動する一方で、エサを旺盛に食べている訳ではなく、食べても小さな小魚という話もあります。ヒラメは視覚が発達しているため、夜でもある程度の視野が保てていると思われますが、ルアーを見つけてもらい且つ喰い付いてもらうのには苦労しそうです。

さらに、暗闇の中では海の状況が把握できないことから自ら戦略を立てて釣りを行うことが難しくなり非効率となる上、安全上の観点からあまりお勧めできません。

朝と夜のヒラメ

ヒラメは日中でも釣れるが難しい。一方、夜も釣れるが狙いずらい。一番いいのがマズメ時。

 

まとめ

・正面からみて「目が左にあればヒラメ」「目が右にあればカレイ」

・ヒラメは日本全国に生息している

・シーズンは水温15~25℃(海水温は陸地の2ヶ月遅れと考えれば分かり易い)

・ヒラメは魚食性(魚を食べる)があり、ルアー釣りはこの習性を利用している

・なんといってもマズメ(日の出、日の入り前後)が一番釣れる

・日中でも釣れるが難易度は高い。

・夜も釣れるが海の状況がわからないのと危険を伴う

 

既にご承知の方も多くいらっしゃったかと思いますが、ヒラメの生態をザックリ頭に入れながら釣りをしていくだけでも、その後の釣果の差が出てきますので、日々の釣りの中でもヒラメの動きを意識するようにして一緒に頑張っていきましょう!

 

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