皆さんこんにちは、もんもたろうです。
今回はよく耳にする「左ヒラメ右カレイ」の意味と、ヒラメとカレイの違いについて解説します。
この記事をみて頂ければ、ヒラメとカレイの見た目の違いや区別ができるようになります。
左ヒラメに右カレイの意味
左ヒラメに右カレイとは「顔の向き」を指しています。
真正面から見たときに「目が左にあればヒラメ」「目が右にあればカレイ」なのです。
とてもシンプルで、これでヒラメとカレイを識別できます。
海外には目が右にあるヒラメもいる
「左ヒラメに右カレイ」という格言は日本でのみ通用することも付記しておきます。
実は海外では目が右にあるヒラメも多く生息していて、目が左にあるだけでヒラメと言い切れません。
なお、日本でもごく稀に右に目が付いているヒラメが釣れることがあります。
(わたしも知り合いがサーフで釣っているをみたことがあります)
ヒラメとカレイの見た目の違い
カレイは主にゴカイといった虫類や甲殻類を主食としています。
釣りエサとしてアオイソメなどを用いるのもこのためです。
一方、ヒラメはフィッシュイーター(魚を捕食する)であるため、鋭い歯を持っているという点でもカレイと異なっています。
ヒラメの歯は金属製のルアーに歯型が付くほど鋭く、ヒラメの口を素手で掴むと簡単に怪我をします。
ヒラメの口には触らないように十分注意しましょう。
下はマツカワ(タカノハ)です。
ヒラメよりも優しい顔をしていますね。
下はマガレイです。
ヒラメと違い、ゴカイなどを食べるための口は小さく獰猛さも感じられません。
ヒラメの成長(子供と大人)
40cm未満のヒラメは成体とみなさず「ソゲ」と呼ばれます。
ソゲは資源保護の観点からリリースしなければなりませんので覚えておきましょう。
ヒラメは最大1mに到達するほど大きく成長する個体もいます。
ヒラメの成長スピードはおおよそ以下のイメージです。
- 1年後:30cm
- 2年後:40cm
- 3年度:50cm
1年ごとに10cm程度成長を続けていき、最大で1mにも到達する場合があるのです。
ヒラメは子供(稚魚)のうちは動物性プランクトンを食べますが、体長が10cmを超えてくるとフィッシュイーターとして目覚め、魚類を主食とするようになってきます。
実際、20cm未満のヒラメもルアーでよく釣れます。
自分の体に対して半分程の大きさのルアーに嚙みつくほど食欲は旺盛のようです。
まとめ
- 真正面から見たときに「目が左にあればヒラメ」「目が右にあればカレイ」
- 稀に目が右にあるヒラメもいる(海外が多い)
- ヒラメはカレイよりも鋭い歯をもっており、魚類を食べる
- ヒラメはカレイよりも大きく成長する。
- 40cm未満の子供ヒラメは「ソゲ」と呼ばれる。
今回はここまでにしたいと思います。
どうもありがとうございましたm(_ _)m