こんにちは、もんもたろうです。
燻製たまご、燻製チーズ、燻製ベーコン、そして鮭の燻製。
燻製と名がつくものは美味しいけれど、自分で作るにはハードルが高い。
そう思っている方は多いと思います。
しかし、実のところ燻製はとても簡単に自分で作ることができます。
手軽な燻製であれば、自宅でたった10分で作ることだって可能です。
私は自分で釣った鮭の燻製から始まり、今では手軽に様々な食材を燻製にして楽しんでいます。
これから燻製を始めてみたいけど、なにから準備すれば良いかわからないという初心者の方のために、燻製の始め方について説明します。
燻製の種類
燻製は温度によって大きく3つに分けることができます。
熱燻(ねっくん)
80℃以上の高温で燻す方法です。
燻製時間は食材によって異なりますが、短いものだと10分で完成します。
きちんと食材を加熱しますので、肉や魚などの生ものの燻製に適しています。
また、食材を加熱するため、中華鍋を容器として代用することもできます。
温燻(おんくん)
30~80℃の温度で燻す方法です。
熱燻と比較して燻す時間が長く、1~2時間かけて燻すことが多いです。
熱燻ほどの高温ではないため、食材の鮮度も大切です。
比較的温度調整も難しいので、3つの中では上級者向けとなります。
冷燻(れいくん)
加熱は行わず、20℃以下で長い時間をかけて燻す方法です。
食材を加熱しないため、段ボールを容器として代用することもできます。
私はいつも釣った鮭をトバにして、この方法で燻製にしてお正月のつまみにしています。
燻製にした鮭トバは最高です。
燻製に必要な道具
燻製に必要な道具は次の通りです。
- 燻製器(中華鍋でも代用可)、金網
- スモークチップ
- コンロ(カセットコンロでも可)
1.燻製器
食材を燻すための入れ物が必要です。
中華鍋でも代用できますが、できれば燻製器の購入をおすすめします。
燻製器は大小様々なものがありますが、手軽にトライしてみたい場合は家の中でもつかえる中くらいのサイズを選ぶとよいです。
私は家でも外でも使える「スモーくんDX」を使用しています。
スモーくんDXには金網も同梱されていますが、中華鍋で代用する場合は金網も準備しましょう。100円ショップに売っているもので十分です。
3,000円程度と安価で購入できますのでお勧めします。
私が愛用している「スモーくん」はこちら。
お近くのホームセンターでも売っていると思います。
スモ―くんはガスコンロ用です。IH用ではありませんのでご注意を。
家でも外でも使えるサイズなのでおすすめです。
2.燻煙材(スモークチップ、スモークウッド)
燻煙材とは煙を出す材料のことです。
燻煙材はチップ状のものと、棒状のウッドの2種類あります。
ホームセンターで購入することができます。
- スモークチップ
熱燻、温燻に向いています。間接的に加熱して煙を出します。
アルミカップに入れて加熱するのがお手軽でおすすめです。 - スモークウッド
直接火をつけることで先行のように煙を出します。
主に冷燻で使用します。
燻製材の種類(代表例)
- ブレンド
広葉樹のブレンドで、オールマイティーに使うことができます。
迷ったときはブレンドを使えば間違いないです。
- ヒッコリー
比較的スッキリとした香りで、肉、魚、チーズまで幅広くマッチします。
私はスモークチーズや鮭の燻製に使っています。
- サクラ
香りが強く付きます。匂いが強い肉の燻製に向いています。
逆に魚には向いていません。
- リンゴ
リンゴの木です。その名の通り、甘い香りが付きます。
上品でマイルドな味わいにしたいときに使用します。
鶏肉や白身魚などの淡白な食材によく合います。
- ウイスキーオーク
ウイスキーの樽だった素材です。ウイスキーの香ばしさが特長です。
大人の上品な仕上がりとなります。
鶏肉や白身魚など淡白な食材とよく合います。
3.コンロ(カセットコンロ)
家の中で燻製をする場合、ガスコンロかIHクッキングヒーターのどちらでもOKです。
燻製器はガスコンロ用とIH用の2種類がありますので、購入する際は注意しましょう。
キャンプなど、アウトドアで燻製する場合はカセットコンロで対応できます。
あとは燻製する食材の準備のみ
なんと、燻製に必要な最低限の道具はこれだけです。
あとは食材を準備すれば、すぐに燻製を始められます。
身近な食材から早速試してみましょう!
きっと、私のように燻製の魔法に魅了されること間違いなしです。